『再使用できない』
プロトラブズ社のアルミ金型

突然だったサービス終了

試作・小ロットの樹脂材料の射出成形・CNC切削加工のオンデマンド受託製造サービスを展開していたプロトラブズ合同会社が、2022年6月に日本法人を閉鎖することを公表しました。

また、それに伴って今まで行っていた小ロットの射出成形などのサービスを終了しました。

同社は試作や小ロットでの受注が多かったため、発注していた多くの会社が混乱していました。

金型が再利用できない、と言われる理由

上記の発表に伴い、それまで使用されていた金型は各企業に返却されましたが、独自仕様のため、そのままでは使用できない旨がプロトラブズ社のWebサイトに記載されています。

なお、金型等は、一般的に当社の使用する特定の成形機器以外の機器との互換性はなく、当社の作成による金型等を利用して他の成形機器により射出成形等を行うことはできません。

プロトラブズ社取引条件第15項より抜粋

このため、急遽再生産できないかと他の企業に問い合わせたものの、引受先が見つからず、金型の使用をあきらめている企業が増加しています。

多額の費用がかかる「金型の作り直し」

もちろん、他社で金型を再度作成してしまえば再生産が可能となりますが、金型作成にかかる費用は非常に高額なため、再生産してもその分の投資が回収できるかという懸念があります。

そのため、

「できることなら再生産したいが、金型を作り直すのは避けたい」

という思いを多くの企業が持つ事態となりました。

当社のシステムで
プロトラブズ製の金型が使用可能に！

プロトラブズ社の発表以降、当社にも多くのお客様からお問い合わせが来ておりました。

当初はお問い合わせのあったお客様に対して個別に対応してきたのですが、その際にノウハウを抽出できた結果、ついにシステム化できるまでに至りました。

そこで、私たちはより多くのお客様のサポートができるよう、この度

「プロトラブズ製アルミ金型仕様生産サービス」

というパッケージとして打ち出しました。

主な特徴としては以下の通りです。

• 安心の定額料金
• 量産前のサンプル確認
• リピート注文にも対応

詳しい金額やお見積り・ご注文の流れに関しては以下の項目をご確認ください。